谷櫻酒造

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古銭屋の独り言

谷櫻の話

嘉永元年(1848年)、当時蔵の敷地より大量の古銭が出土したことから屋号「古銭屋(ふるぜにや)」と称され、御神酒酒屋と言われるようなちっぽけな酒造蔵として谷櫻は歩み始めました。

以来、八ヶ岳、大泉の壮大な自然と、清らかな湧水の恵みに育くまれた谷櫻の酒と、時代とともに愛される味を求め、本物にこだわり続ける谷櫻の魂が「古銭屋の酒蔵」に生き続けています。

蔵元の話

日本酒は古来、食の文化と深く結びつき関わり合ってきました。人々の生活の場に生まれる旬の味、特産の味、料理と共に地酒の味はそこに磨かれてきました。

時代とともに変わり続ける食文化、地酒もまた蔵人をよそに、求められる味が少しずつ変わり続けているのです。あくまで料理を引き立てる酒であること、谷櫻の味へのこだわりはここにあります。

杜氏の話

旨いものへのこだわりから生まれる手法は、やはり手造りということになります。酒造りの中に「てくせ」「蔵くせ」と言われる言葉があります。「てくせ」とは、その当時だけが持つ独自の酒の味であり、「蔵くせ」とは、その蔵で仕込まれた酒に醸しだされる独特の酒の味のことを指しています。

「てくせ」「蔵くせ」、そして「手作りの技」、酒に味を吹き込むにはこの全てが必要とされます。そして谷櫻の酒に吹きこまれている本物の味とは、杜氏の酒造りへの「心意気」なのです。

酒林の話

周りの山々が雪につつまれる冬の12月、熱気が立ち込める蔵の中で今年の酒が初搾りされると、谷櫻の軒先には、新酒の仕上がりを知らせる杉の葉を束ねて作られた「酒林」が下げられます。

谷櫻の酒に「蔵元のこだわり」と「蔵人の心意気」とがぶつかり合う物語が刻み込まれる瞬間でもあります。